【2024年版】旭川市で外壁塗装を助成金でお得に!申請条件と使い方まとめ
お役立ち情報
2024.10.23
更新日:2025.01.20
1. はじめに:旭川市の住宅リフォーム補助制度(旭川市住宅改修補助金)
旭川市では、市民の住環境の向上と地域経済の活性化を目的として、住宅リフォーム補助金制度(旭川市住宅改修補助金)を実施しています。2024年度は、一般住宅リフォームと省エネ住宅リフォームの2種類の補助金制度が用意されており、外壁塗装工事を検討している方にとって、有効な支援制度となっています。
特に北海道の厳しい気候を考慮すると、外壁塗装は住宅の長寿命化に重要な役割を果たします。さらに、断熱改修と組み合わせることで、より効果的な住宅の機能向上が期待できます。
ポイント
申請は工事着手前に行う必要があり、年度内の予算には限りがあります。特に省エネ改修は補助率が高く設定されているため、早めの計画立案をお勧めします。
2. 補助金の種類と概要
旭川市の住宅リフォーム補助金制度(旭川市住宅改修補助金)について、以下の表にまとめました。
項目 | 一般住宅リフォーム | 省エネ住宅リフォーム |
---|---|---|
補助率 | 対象工事費の1/10 | 対象工事費の1/3 |
補助上限額 | 10万円 | 30万円 |
最低工事費(税抜) | 20万円以上 | 10万円以上 |
主な対象工事 | 修繕、補修工事全般 | 断熱改修、省エネ設備設置 |
工事期間の制限 | 同一年度内に完了 | 同一年度内に完了 |
外壁塗装工事を検討する際は、断熱改修と組み合わせることで、省エネ住宅リフォーム補助金を活用できる可能性があります。これにより、より有利な条件で工事を実施することができます。
3. 申請条件と対象者
補助金の申請には、いくつかの条件があります。まず、申請者は旭川市内に住所を有し、対象となる住宅を所有して実際に居住している必要があります。また、市税の滞納がないことも重要な条件となります。
対象となる住宅について
対象となる住宅は、旭川市内に所在する専用住宅を基本とします。店舗等との併用住宅の場合は、住宅部分のみが補助対象となります。また、分譲マンションについては、専有部分の工事が対象となりますが、共用部分は対象外となります。
ポイント
賃貸住宅は対象外となりますので、ご注意ください。また、新築工事や別荘等の工事も補助対象外です。
4. 省エネ改修工事の詳細
省エネ改修工事は、大きく断熱改修工事と設備の省エネ改修工事に分類されます。
部位 | 必要な熱貫流率(U値) |
---|---|
窓 | 2.33W/㎡K以下 |
外壁 | 0.53W/㎡K以下 |
屋根・天井 | 0.24W/㎡K以下 |
床 | 0.46W/㎡K以下 |
省エネ設備改修の種類と特徴
省エネ設備の改修では、以下のような工事が補助対象となります。
太陽熱利用システムの導入は、給湯エネルギーの削減に効果的です。また、高効率給湯器の設置は、従来型と比べて大幅な省エネ効果が期待できます。LED照明器具への交換は、電力消費を抑えながら長寿命化が図れる利点があります。さらに、節水型トイレの設置により、水道料金の削減にも貢献します。
5. 補助金申請の流れ
補助金の申請から受給までは、以下のような流れで進みます。
まず、施工業者を選定し、具体的な工事内容と見積もりを確定させます。この際、省エネ改修を検討する場合は、必要な性能基準を満たすことを確認します。
次に、必要書類を準備して申請を行います。申請書類には、交付申請書の他、住民票の写し、工事見積書、現況写真などが必要です。省エネ改修の場合は、追加で性能証明書類も求められます。
申請後、市による審査を経て交付決定がなされます。この決定を受けてから工事に着手し、完了後は実績報告を行います。報告時には、工事写真や契約書、領収書の写しなどの提出が必要です。
ポイント
工事は必ず交付決定後に着手する必要があります。決定前に着工した場合、補助金を受けることができなくなりますのでご注意ください。
6. 申請時の注意点とアドバイス
補助金申請を成功させるためのポイントをいくつかご紹介します。
まず、施工業者の選定は慎重に行いましょう。旭川市内に本店を有する法人か、市内に住所を有する個人事業主である必要があります。信頼できる業者を選ぶことで、スムーズな工事の実施と適切な書類作成が期待できます。
工事の計画は、年度内完了を考慮して立てることが重要です。特に外壁塗装は気候の影響を受けやすいため、施工時期には注意が必要です。
また、省エネ改修を検討する場合は、断熱性能の基準を満たす材料や設備の選定に時間をかけることをお勧めします。性能証明書類の準備も必要となるため、余裕を持った計画が大切です。
7. よくある質問と回答
Q1: 一般リフォームと省エネリフォームの併用は可能ですか?
残念ながら、同一年度内での併用はできません。どちらか一方の制度を選択する必要があります。省エネリフォームは補助率が高いため、断熱改修と組み合わせられる場合は、こちらの活用をご検討ください。
Q2: 申請から補助金受給までの期間はどのくらいですか?
申請から交付決定まで約2週間、工事完了後の実績報告から補助金受給まで約1ヶ月程度かかります。スケジュールに余裕を持って計画することをお勧めします。
Q3: 工事途中で計画変更は可能ですか?
軽微な変更については可能な場合がありますが、事前に市役所への相談が必要です。大幅な変更は認められない場合もありますので、計画段階での十分な検討が重要です。
参考資料
※本記事の情報は2024年3月時点のものです。制度の詳細は変更される可能性があるため、必ず旭川市役所にご確認ください。

業界経験28年以上。平成30年10月1日の創業より旭川市で戸建ての塗装やリフォーム工事を行う。
長年の知識と技術を生かし、高品質なサービスを提供。
「品質にこだわり、細かい気配りのできる工事」をモットーに、お客様に喜んでもらえるよう業務に取り組んでいる。